SmartEyeGlass開発記 〜サンプルapkをビルド〜
久しぶりの更新です。
英語の論文を書いていたり、就活となかなかコードを書かない日が続いていました。
それらがひと段落つき(つつあり)、ちょうど新しいおもちゃである
SonyのSmartEyeGlass
を手に入れたので、それのアプリでも作ろうかと思います。
まだまだ画面が小さいなど、制限はありますが何か面白い便利なものでも作りたいなと。
自分の開発環境は、
MacBook Pro15inch(2015モデル)
SmartEyeGlass
GalaxyS2 (Android4.4.2)
を使います。
基本はSony公式(http://developer.sonymobile.com/ja/smarteyeglass/developer-tools/#seg-header )をみて進めるつもりです。英語で書かれてるけどだけど意外と読みやすい
それでは、SmartEyeGlass上でHelloWorld!を表示させるぞーー!
Android Studioのインストール
これは開発を行ううえで必要となります。そんなに難しいことではないので、お使いの環境に合わせてインストールしてください。
Sony-SmartEyeGlass-SDKのインストール
- IDE を開いてAndroid SDK Managerを開く
- Android SDK ManagerのメニューにあるToolsから、Manage Add-on Sitesを選択
- User Defined Sitesをクリックして、newを選択
- URLに(http://dl.developer.sony.com/wearables/sdks/Sony-SmartEyeglass-SDK.xml)を入力してOK
- Android SDK Manager に戻り、Android 4.4.2 (API 19)の中にあるSmartEyeglass SDKにチェックをつけてインストール
SDK内は以下のようになっている
1. SDK_root/docs/reference/
APIリファレンスとライブラリが含まれる
2. SDK_root/samples/
Android Studio用 のサンプルが入ってる。デモ用
3. SDK_root/apks/
コンパイル済みのapkファイルが入っている
4. SDK_root/apks/SmartEyeglassEmulator.apk
実機テストするために必要なエミュレータ。実機にインストールする
5. SDK_root/apks/samples/
apkのサンプルが入っている
サンプルをAndroid Studioで開いてみる
- Android Studioを開き、既存のプロジェクトを開く
- ~/Library/Android/sdk/add-ons/addon-sony_smarteyeglass_sdk-sony-19/samples下にあるどれか開きたいやつを選択し、開いてみる
- いろいろ覗く
テスト環境を整え、サンプルapkを使ってテストしてみる
- SmartConnectとSmartEyeglassをGooglePlayをAndroid端末にインストール(Android4.4以上必要)
- 端末をPCにさして、コマンド
adb install SmartEyeglassEmulator.apk
をうつ。adbなんてないよ〜って言われたら、adbへのパスを通すため、
~/.bash_profileに
export PATH=$PATH:どこか/Android/sdk/platform-tools
を追記して、
source ~/.bash_profile
すればパスが通る。もちろん上にある”どこか”については各自の環境に合わせてください。 3. 適当なapkをインストールしてみる もうapkを使用できる準備は整った。たとえば他のサンプルである
adb install HelloWorld.apk
を行えば端末にアプリがインストールされ、SmartEyeGlassが端末と繋がっていればSmartEyeGlass上にも同じアプリが表示されるはずである。
SmartEyeGlass用エミュレータも存在しますが、自分はグラス端末を持っているので実機(グラス端末)を使ってデバッグでいきます。 Android端末にSmartEyeGlass-Emulaterというアプリが入っているはずなので、それを実行すればグラス端末と同じ画面が確認できるので非常に便利。
以上でビルドまでできるようになりました。
HelloWorldという文字をSmartEyeGlassで見るのはなかなか嬉しいものですね。